葬儀、自然に帰るという選択

葬儀の形、樹木葬で知っておきたいこと

2018年06月12日 16時25分

まわりの理解

何事も新しいものには反発がつきものですが、特に葬儀のような儀式的なことに関しては、中高年を中心に、保守的な考えを持つ人たちは多いものです。故人が樹木葬を望んだとしても、まわりの家族や親族が反対するのであれば、後々面倒なことにもつながりかねません。樹木葬がどんなものなのか、周囲への説明は不可欠となります。
 
季節や年月で変化する景色
樹木葬の場合、墓石の代わりをしてくれるのが「木」です。墓石は人工物ですので、何かしらの外的要因が無い限り、長い間、同じ外見をとどめます。しかし「木」の場合は、いつも状態が違います。もしも桜の木を植えたのであれば、春は花咲き、夏は葉を付け、秋から冬は葉を落とし…と季節により違う姿を見せます。
 
これは「メリット」であるとか「デメリット」の話をしているのでは無く、変化があることへの理解が必要だと言うことです。墓地周囲の自然環境にも四季の変化はあります。冬は葉が落ちて少し寂しげに見えてしまうかもしれません。ただ、自然のままを受け入れるという意味ではすばらしいことではないでしょうか。
 
自分でお手入れすることはできない
普通のお墓は自分でお手入れをしますが、樹木葬の場合、墓地の管理者がこれを行います。庭のガーデニングのようなわけにはいきませんのでおぼえておきましょう。
 
墓石が無いので、人によっては「お墓参り」の実感が無い
樹木葬では、樹木が墓標の代わりになりますが、やはり何か「お墓」というイメージがつきにくく、人によっては、満足のいかない「お墓参り」になってしまう可能性があります。現在は、共用参拝エリアを別に設けている墓地も増えてきているようです。